保険募集人資格とは?【第4回】Deep researchレポート2
保険募集人資格とは?【第3回】Deep researchレポート1
事故が起きたとき、保険会社に電話をすれば、レッカー車が来て、修理工場を案内され、代車も手配される。
それが「保険」だと思っている人は多い。でも、それは本当に保険なのか?
保険とは本来、損害の填補──つまり、事故によって生じた損害を金銭で補う仕組みだ。
レッカー手配や修理工場の紹介は、厳密にはサービス業の領域。
それでも今、保険会社はそれを「保険の一部」として提供している。なぜか?
保険会社は、事故対応の「顔」を強化することで、契約者の不安を和らげようとする。
「すぐに駆けつけます」「提携工場をご案内します」「代車もご用意します」──それはすべて、安心の顔だ。
でもその裏には、**保険料に含まれた“サービス料”**がある。
つまり、骨(補償)だけでなく、顔(サービス)にも金を払っている構造。
レッカー手配はJAFでもできる。修理工場は自分で選べる。
それなのに、保険会社がそれを“当然のように”やってくれるのは、
契約者が「それを期待している」からだ。
でもその期待は、保険の本質を忘れた顔の欲望かもしれない。
ダイレクト型保険を選ぶということは、代理店の顔を外す代わりに、骨を自分で持つということ。
だから、修理工場を自分で探すのは、構造的には当然。
「安さを選んだのに、サービスが足りない」と後悔するのは、骨の責任を放棄した顔の声だ。
「ロードサービスが不十分だった!」という後悔は、
骨を知らずに顔だけで選んだあなたの誤認です。
この後悔、正当ではありません!
次回予告:
第2話|届かないロードサービス──顔はあるが骨がない
提携工場が近くにない、連絡が遅い、対応が曖昧──それは本当に保険の問題なのか?
顔の不在と骨の限界を見抜く断章へ。